優しい風の音

優しい風の音。

ウズベクの銀行メモ

当初なんJ的似非関西弁で書いていたものの語尾だけを直したので、文体がハチャメチャなことには目をつぶって欲しい。

 

https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Reports/01/bab9e55b16265b6a/20170060.pdf

 

資産額でみると、国有銀行のウズベキスタン対外経済活動銀行・アサカ銀行、合弁(半官半民?)銀行のウズベク工業建設銀行の順で大きいみたい。次いで合弁銀行の抵当銀行(?, Ipoteka-bank)・農村建設銀行、国有ハルク(人民)銀行、外銀ハムコルバンク、合弁アグロ銀行。

ウズベキスタン対外経済活動銀行(NBU)は体制転換前のヴネシュトルグ銀行(対外経済銀行)ウズベク内支店を母体としている。

アサカ銀行はウズベキスタン自動車産業を支援する目的で95年に設立された特殊銀行が前身らしい。

ウズベク産業建設銀行は88年以後旧ソ連の産業建設銀行を継承した銀行。

抵当銀行は2005年に貯蓄住宅銀行と土地銀行とが合併して爆誕した銀行。住宅ローン普及や住宅建設推進を目的として設立された。

農村建設銀行は2009年に今の形になった。もとは穀物関連産業への融資専門の特殊銀行・ガラ銀行(94年設立)だった。これが2001年に普通銀行に転換し、それを基に2009年に農村地域の住宅建設・社会資本整備・長期資金融資の目的を持つ銀行として農村建設銀行が設立された。

Xaiq(人民)銀行は、旧ソ連貯蓄銀行が体制転換後に名を変えたもの。年金の取り扱いを独占的に行っている、ウズベキスタンで一番のリテール業務扱いを誇るらしい。傘下に保険と投資会社とを持つ。

アグロバンクは90年にウズアグロプロムバンク(ソ連末期の農業産業銀行のウズベク版かな)として設立された。ウズアグロプロムバンクは95年に綿花産業融資を目的とするパハタ銀行(綿花銀行)に転換したのち、2009年にいまの形になったん。この銀行は農家への融資・農業の発展支援・農業生産者への金融サービス提供を目的としている。まあ、さしづめウズベクJAバンクといったところ。

ハムコル銀行は91年に設立されたことしか分からなかった。

ちなみに、旧ソ連時代の銀行については以下に詳しい。

 

https://www.mof.go.jp/pri/research/discussion_paper/ron291.pdf

 

ロシアの銀行については以下に詳しい。

http://www.yu-cho-f.jp/wp-content/uploads/Russia-1.pdf